インターネット通信速度

最近目にする「5Gbps」や「10Gbps」

昨今、テレビCMやネットメディアなどで「インターネットを5Gbps・10Gbpsで超高速に!」と言った言葉をよく見かけます。より強固やインターネット環境が整いつつあり、従来の1Gbpsを超える通信速度が普及しつつあるわけです。
かくゆう筆者の家のネット環境もずっと1Gbpsでした。普段はそれほど不便さを感じませんでしたが、ゲームをダウンロードしたり、ストリーミングで映画などの長時間動画を試聴する時に「遅いな…」と思う事はありました。

そんな時、業者から電話を受け「5Gbpsにしませんか?」と言われたので、思い切って切り替える事にしました。
今回は、そんな通信速度を切り替えたお話をしたいと思います。

auから電話

今回、通信速度を切り替えようと思ったきっかけはauからの電話でした。スマホはpovoを使っているのでかかってきたんだと思います(厳密にはpovoはauとは別サービスですが、以前はauを利用していた)。
「自宅のネット回線をauひかりにすると値段が安くなりますし、速度も上がりますよ」と言われたので、速度が速くなって値段も安くなるならやらない手は無いと思い決断しました。ちなみにそれまでは「@nifty光」でした(プロバイダーがniftyだったので選んでいた)。

筆者はてっきりネット上で契約してすぐにパッと切り替えられると思っていたんですが、1Gbpsの回線と5Gbpsの回線は違うので業者による工事が必要との事。仕方ないと思いながら工事日を決めて、当日、時間通り業者の方が来て新しい回線を引いてもらいました。所要時間、約1時間。その際、新しいルーターもいただきました。

ちなみにこれまでの料金はタダ。切り替え費用も工事費も一切かかりませんでした。au側としては少しでも利用者を増やしたいからサービスしているのでしょう。

いざ速度チェック

と、色々あったものの、無事回線切り替えは完了。そして肝心の通信速度のチェックです。
1Gbps・5Gbpsと言ってもそのままの速度が出るとは限りません。むしろそのまま出ないのが普通です。実際にどれくらいの速度が出ているのかはネットで調べれば簡単に調べられます。ちなみに、メールチェックなどで必要な速度は1Mbps、Web閲覧・SNSなどは3Mbps、ゲームや動画視聴は10Mbps程度です。

調べてみた所、従来の1Gbps環境での下り速度は30Mbpsでした。で、切り替えた後にチェックしてみた所、下り速度は750Mbpsでした。一気に20倍近くになったわけです。
ただ、上に書いた通り、従来の速度でも一般的な作業は困りません。実際、切り替えたという実感はほとんど感じませんでした。「Web閲覧はちょっと早くなったかも」と感じる程度でした。

PS5で速度を実感

しかし、一点速度変更を実感したケースがありました。それはPS5を使ったネット利用です。アップデートや追加コンテンツのダウンロードの速度が今までとはまるで違いました。更にPS5を経由した動画視聴(DMM.TVなど)も確実に速いと感じられました。2時間近い映画を見た時も、始まってすぐにエンディングまで早送りしても止まる事無く見れたのです。

それともう一点。大きなメリットがありました。それは「機器が減る」という事。
従来はモデム・ルーターの2つの機器が無いとネットが使えませんでした。更にWi-FiをやるならWi-Fiルーターも必要です。しかし今回切り替えた事で機器が1つになったんです。今回いただいた機器はWi-Fiルーターの機能も付いたモデムで、これによりこれまで最低3つは必要だったコンセントが1つで済み、更に配線もグッとシンプルになりました。個人的にはこれも大きかったですね。

動画・ゲームをやる方は早い方がお勧め!

メールチェックやWebサイト閲覧程度しかやらないという人なら、正直速度を上げても実感するような場面は無いと思います。一方、オンラインゲームをやったり、ストリーミングで映画などの長時間動画を見る事が多い人ならぜひとも速度アップはやった方が良いと思います。

おそらく大抵の家では回線工事が必要ですが、今なら無料でやってくれる所もあると思うので、気になった方は色々と調べてみてはいかがでしょうか?