薬屋のひとりごと

人気アニメとタイアップ!

2023年10月からテレビ放送されている人気アニメ「薬屋のひとりごと」。架空の中華世界を舞台に、薬草や毒物などに詳しい少女・猫猫(マオマオ)が、様々な事件などを解決する作品です。

今回、その「薬屋のひとりごと」と厚生労働省がタイアップし、「電子処方箋」の普及キャンペーンを行う事が発表されました。

電子処方箋について

現在、病院などから薬が処方される場合、紙の処方箋を受け取り、それを近くの薬局に持っていく事で薬を受け取る事ができます。この「紙の処方箋」を電子データにする事が「電子処方箋」です。

電子化する事であらゆる医療機関で情報を共有でき、複数の医療機関で同じ成分の薬が処方される事(重複投薬)や、飲み合わせの悪い薬の組み合わせ(併用禁忌)を発見しやすくなり、薬に関する危険を回避しやすくなるというメリットがあります。

電子処方箋と聴くと「マイナンバーカードが無いと利用できない」と思われがちですが、保険証でも利用は可能です。既に電子処方箋を導入している医療機関ならば、紙か電子かを選ぶ事ができます。
2024年1月28日時点で、病院や薬局など全国で12491施設で利用可能となっており、今後更に増えていく予定です。現在導入している施設に関しては厚生労働省のホームページから検索できます。
複数の医療機関を受診されている方などにおススメです。

タイアップ内容

主なタイアップ内容として、啓発ポスターが全国の医療機関や薬局に掲載されます。他にも厚生労働省の広報誌「厚生労働」にも「薬屋のひとりごと」が特集される予定との事。

ポスターを見て「電処方箋」の事を頭に入れてもらい、今後の利用者増加に繋がる事が期待されます。

【サイトはコチラ】
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/
画像提供:厚生労働省